エッセンシャルオイル(精油)とフラワーエッセンスの違いをざっくりまとめておきます☺︎
エッセンシャルオイル(精油)
→天然の植物の生体内で作られ、そこから特別な方法で抽出されたもの。
植物によって花や果皮、果実、根、葉などの様々な部位から抽出されます。アルコールや水などは添加されず、精油によって含まれている化学成分数も異なります。
(また、今の化学では分からない成分もあります)
ハーブティーなどでなじみのある植物もありますが、(例えばローズマリー、タイム、ローレルなど)食事などで摂取するハーブと精油の大きな違いは「植物の使用量」です。
ハーブティーや食事で一度に摂取する量はわずかですが、精油は数滴を抽出するために数キロ単位の植物を使用する場合も多くあります。
精油は植物の成分が濃縮した、パワフルなものです。なので身体につける場合は基本的にはキャリアオイル(植物油=ホホバオイルなど)で希釈するのが基本です。
その他部屋にディフューザーで拡散させる芳香浴や、アロマバス、手軽にマグカップで吸入するなど色々な楽しみ方があります。
*精油が身体に作用するルート
☆皮膚から吸収される場合
皮膚の表面である皮脂膜や表皮を通過し、その下の真皮層の中にある血管に入る
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全身の各組織や器官に運ばれる
☆鼻から脳へ伝わるルート
精油の香りを嗅ぐと精油の芳香分子が鼻腔に入る
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芳香分子が鼻腔にある嗅上皮を通り、嗅細胞の先端にある嗅毛に受容される
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芳香分子が電気的信号となって大脳辺縁系に届く
辺縁系は脳の中でも心拍数や記憶、ホルモンバランス等を司る部分と直接つながっているため、エッセンシャルオイルは効果的にそれらに働きかけることができます
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香りの情報が、視床下部や下垂体に届く
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ホルモン分泌や自立神経の働きに作用する
香りの電気的信号は、五感の中で唯一記憶を司る脳に直接伝わるため、香りと記憶は密接な関係にあります。ある香りが心地いいか不快に感じるかは、自分でも無意識のうちに過去の記憶に起因する場合が少なくありません。
例えば好きだった人がつけていた香水の香りは、かいだ瞬間にすぐ分かるのではないでしょうか。考える前に分かりますよね。
好きな香りは身体を無意識レベルで深くリラックスさせることができます。
☆ちなみに「アロマオイル」などの製品名がついている場合、精油とは異なる(100%植物原料ではない)類似品もあるので注意が必要です。
フラワーエッセンス
→花の持つ微細な波動、エナジーを水に転写し、保存料を加えたもの。
ホメオパシーや、鍼灸、カラーセラピー、ハンズオンヒーリングなどのような非常に精妙なエネルギーを扱う、エネルギー療法(波動療法)といわれる領域に属します。
作り方は多くの場合、太陽光法が使われています。
成分は水と、保存料のブランデーのみ。
フラワーエッセンスに植物本来の成分があったとしたら、それは漢方であり、ハーブティーの可能性もありますよね(笑)
純粋な花のエナジーだからこそ、人間の見えないエナジーフィールドに影響することができます。
臨床データも調べるとたくさんありますが、エッセンシャルオイルもフラワーエッセンスも薬ではないので、体への効果をうたって販売することはできません。
私個人としては、心がゆるむことで体の緊張もゆるむ、ということが多いです。
エッセンシャルオイル(精油)は外(皮膚や鼻)から内に向かって作用し、
フラワーエッセンスは内(飲用)から外(見えないエナジーフィールド)に向かっていくイメージです。
私はどちらも「心に働きかける力」に注目し、毎日の生活に活かしています☺︎
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