「自分を愛する」とは?②


自分の中の感情の全てを受けとめること





受け入れなくてもいい、
ただ「受けとめる」。
そう感じていることに気付くこと、
自分の中の細やかな感情を拾ってあげること、
それも自分を愛することのひとつの側面なのでは、と思います☺︎



その場その場で、今いる場所で、
出会う人、もの、出来事。
それは私の中の「なにか」をゆさぶり、強い感情を引き起こします。


そこに飲まれずに観察し、「あぁ、この思いに出会いたかったんだ」と感謝してまるごと受けとめる、愛する。
ポノならクリーニングする。


そこにうまれた感情は、ずーっとずーっと自分が抱えていたもの。
原因は小さい頃かもしれないし、失恋した時かもしれないし、覚えていないかもしれないし、家系的に受け継がれてきたものかもしれないし、過去世の話かもしれない。
無意識の領域に深く眠っていた思いこみに反することが引き金となってでてきたのかもしれません。
本当の原因は自分には完全には分からないこと、と謙虚に受けとめ、一体化せずにただ観察、分離、統合。



未来の「こうあってほしい」というような希望や目標など、内側から沸き上がる(いわゆる前向きな)感情も丁寧にクリーニング。
本当の自分にとって何がいいことなのかは、今の自分には分からないですもんね。



その出来事、その感情がなければ表にでてくることがなかったそのエナジーは、統合(クリーニング)しなければ無意識の領域でこれからもずっと影響を受け続けていくということです。
そしてさらに大きな出来事やショックとして向き合うことになるかもしれません。
だから自分にとって苦しい感情だとしても、「今でよかった!でてきてくれてよかった!」なのです。
統合してしまえばその原因だった思いこみもぬけて、同じ反応は起こらなくなります。


自分にとって不快な感情は、さらに心を高く安定させるために統合する必要があるというサインだと受けとめられるようになるといいですね。



過去にくよくよすることなく、
未来を思い煩いすぎることなく。
その瞬間瞬間に感謝して過ごせる時、
本当に深い幸せを感じます。
自分の心を愛し、大切にしているからこそ、
心が「今」にあることを感じられる。



念のため…

「すべき」ということはどんなことに対しても「全くない」です。

〇〇すべき、というその思いこそが結局は苦しさを生むからです。



自分を受け入れるべき、
自分を愛するべき、
そんな風に無理やりやろうとしても心は満たされません。


まずは自分の心の本音をちゃんと聞く、

ちゃんと受けとめる。

無理やりやろうとしていたなら、
まずそのことに気付くことから。



日々のその繰り返しで、
「わたし」という存在の本質が分かってくるようになります。
そしてその「わたし」を生かしたい、救いたいと感じるようになります。
その気持ちこそ、自分を愛したいという純粋な思い。



「自分を愛する」、とは
まず素直に「自分を愛したい」と思うことから、なのかもしれません☺︎